祐常(読み)ゆうじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「祐常」の解説

祐常 ゆうじょう

1723-1773 江戸時代中期の僧。
享保(きょうほう)8年生まれ。二条吉忠の子。天台宗。聖護(しょうご)院の忠誉入道親王について出家近江(おうみ)(滋賀県)園城(おんじょう)寺円満院門跡(もんぜき),寛保(かんぽう)2年(1742)同寺長吏。円山応挙をまねいて画をまなぶとともに応挙の後援者となり,「七難七福図」などおおくの作品をえがかせた。安永2年11月2日死去。51歳。別号に月渚。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android