精選版 日本国語大辞典 「乞児」の意味・読み・例文・類語 ほかい‐ひとほかひ‥【乞児・乞索児】 〘 名詞 〙 祝福することばをつくり、唱えて、報酬を得る者。後に、人家の門で歌や祝詞を口にして食物などを乞う者。門づけの芸人。転じて、乞食(こつじき)。ほかい。[初出の実例]「乞食者(ほかひひと) 詠 二首」(出典:万葉集(8C後)一六・三八八五・題詞) きつ‐じ【乞児】 〘 名詞 〙 こじき。ものもらい。乞丐(きっかい)。[初出の実例]「賓皆飯を袖にして出で挙て之を乞児に投ず」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例