精選版 日本国語大辞典 「神ろき」の意味・読み・例文・類語 かむ‐ろ‐き【神き】 〘 名詞 〙 ( 「かむろぎ」とも ) =かみろき(神━)[初出の実例]「高天(たかま)の原(はら)に神留(かむづま)り坐(ます)皇睦(すへむつ)神漏伎(カムロキ)の命(みこと)神漏彌(かむろみ)の命(みこと)を以ち」(出典:延喜式(927)祝詞(出雲板訓)) かみ‐ろ‐き【神き】 〘 名詞 〙 ( 「かみろぎ」とも。「ろ」は接尾語。「き」は男性を表わす ) 神。また、祖神。特にその男神をいう。かみるき。かむろき。かぶろき。⇔かみろみ。[初出の実例]「我が親(むつ)神祖(カミロキ)の知(しら)す穴戸の国の中に」(出典:日本書紀(720)白雉元年二月(北野本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例