デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神方古香」の解説 神方古香 かみかた-ふるか ?-? 江戸時代後期の歌人。香川景樹の門にまなぶ。京都の公家の屋敷につとめ,のち故郷の信濃(しなの)(長野県)にかえり書道をおしえる。安政年間,幕府にまねかれ大奥で「源氏物語」などの古典を講じた。「秋園古香家集」がある。明治6年(1873)以後に死去。七十余歳。本姓は鈴木。名は升子,竹子。別号に秋園。【格言など】老いらくは住む宿もなし久方の天にやゆかん海にやゆかん(辞世) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例