デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神村忠貞」の解説 神村忠貞 かみむら-たださだ 1740-1781 江戸時代中期の国学者。元文5年生まれ。三河(愛知県)の人。名古屋で深田厚斎に儒学を,神村正鄰(まさちか)に国史をまなぶ。正鄰没後の明和9年(1772)神村家の養子となる。京都の滋野井公麗(しげのい-きんかず)に有職(ゆうそく)故実をまなび,正鄰の遺稿を「禁秘抄集解(しゅうげ)」としてまとめた。安永10年2月15日死去。42歳。本姓は鈴木。字(あざな)は篤卿。通称は信九郎。号は鳳嶺。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例