神能(読み)カミノウ

デジタル大辞泉 「神能」の意味・読み・例文・類語

かみ‐のう【神能】

能の分類の一。神をシテとする曲のうち、特に脇能として、正式な番組では初番(「おきな」の次)に置かれるもの。「高砂たかさご」「老松おいまつ」など。神物かみもの脇能物

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精選版 日本国語大辞典 「神能」の意味・読み・例文・類語

かみ‐のう【神能】

  1. 〘 名詞 〙 神をシテ(主役)とする能楽神物(かみもの)
    1. [初出の実例]「しからば神能のたぐひに、きんらんのかり衣など、きるまじ事なれど」(出典:わらんべ草(1660)四)

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