20世紀日本人名事典 「神谷大周」の解説 神谷 大周カミヤ ダイシュウ 明治・大正期の僧侶 浄土宗大僧正;霊巌寺住職。 生年天保12年(1841年) 没年大正9(1920)年2月15日 出生地三河国(愛知県) 別名号=甘黙,東海主人 経歴15歳で名古屋・建中寺の大基上人について得度。宗乗・倶舎などを学び、ついで江戸・伝通院の高順上人、京都・智積院の龍謙法印について諸経を究める。明治5年大講義に進み、13年少教正となる。11年浄土宗東部宗学校教授、12年東京深川の霊巌寺の住職となった。26年宗学本校教授。37年浅草・幡隨院住職を兼ね、大正2年大僧正に進む。3年「選択宗要義」を著し浄土各派の異説を統一した。ほかの著書に「結縁五重筌諦」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神谷大周」の解説 神谷大周 かみや-だいしゅう 1841-1920 明治-大正時代の僧。天保(てんぽう)12年生まれ。浄土宗。名古屋建中寺の大基について出家。宗乗・倶舎(くしゃ)などをまなんで明治11年浄土宗東部宗学校教授,翌年東京深川の霊巌寺の住職となった。26年宗学本校教授。大正9年2月15日死去。80歳。三河(愛知県)出身。号は甘黙,東海主人。著作に「結縁五重筌諦」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by