祭の帰さ(読み)マツリノカエサ

デジタル大辞泉 「祭の帰さ」の意味・読み・例文・類語

まつり‐の‐かえさ〔‐かへさ〕【祭の帰さ】

賀茂祭翌日斎王いつきのみこ上社から紫野斎院に帰ること。また、その行列
「見ものは、臨時の祭。行幸。―。御賀茂詣みかもまうで」〈・二一九〉

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精選版 日本国語大辞典 「祭の帰さ」の意味・読み・例文・類語

まつり【祭】 の 帰(かえ)

  1. 賀茂祭の翌日、斎王神館から紫野の斎院御所へ帰ること。また、その行列。
    1. [初出の実例]「まつりのかへさ見るとて、雲林院・知足院などのまへに車を立てたれば」(出典:枕草子(10C終)四一)

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