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禁書令 きんしょれい

世界大百科事典 第2版の解説

きんしょれい【禁書令】

江戸幕府が鎖国の一環として,キリスト教思想の流入を防ぐために設けた法令。その対象は漢籍であって洋書ではない。中国には16世紀末以来,イエズス会系の宣教師が渡来し,布教のかたわら教義書を著し,あるいは布教の手段として西洋科学の紹介につとめた。幕府は1630年(寛永7)に禁書令を制定するが,それは輸入漢籍に混入した教義書の輸入をはばむことを目的としたもので,キリスト教と無関係な西洋科学書の輸入は原則として認められた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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