禎祥(読み)ていしょう

精選版 日本国語大辞典 「禎祥」の意味・読み・例文・類語

てい‐しょう‥シャウ【禎祥】

  1. 〘 名詞 〙 めでたいしるし。よいしらせ。瑞祥
    1. [初出の実例]「華容偸年賊、鶴髪不禎祥」(出典:性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩)
    2. 「中庸に国家将に興らんとすれば禎祥(テイシャウ)有り〈略〉と云ふを見れば」(出典怪談牡丹燈籠三遊亭円朝〉序(1884)〈古道人〉)
    3. [その他の文献]〔礼記‐中庸〕

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普及版 字通 「禎祥」の読み・字形・画数・意味

【禎祥】ていしよう(しやう)

瑞祥。〔中庸、二十四〕國家の將(まさ)に興らんとするや、必ずり。國家の將にびんとするや、必ず妖(えうげつ)(禍殃の祥)り。

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