日本大百科全書(ニッポニカ) 「福地温泉」の意味・わかりやすい解説 福地温泉ふくじおんせん 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷(おくひだおんせんきょう)福地にある温泉。平湯(ひらゆ)温泉の北方、平湯川(高原(たかはら)川)の西岸にあって、東岸の新平湯温泉(一重ヶ根(ひとえがね)温泉)と隣接している。泉温65~95℃、泉質は炭酸水素塩泉。旅館の開設は1968年(昭和43)と新しいが、近くでわが国最古の化石が発見されて有名。福地の化石産地は国指定天然記念物となっている。[上島正徳] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「福地温泉」の解説 福地温泉 岐阜県高山市、平湯川東岸にある温泉。奥飛騨温泉郷に属する。平安時代、村上天皇が湯治に訪れたとの伝説があり、「天皇泉」とも呼ばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報