福島第1原発

共同通信ニュース用語解説 「福島第1原発」の解説

福島第1原発

福島県にある東京電力原発。東日本大震災の地震津波電源を喪失し、原子炉や使用済み核燃料プールの冷却ができなくなった。1~3号機で炉心溶融(メルトダウン)し、1、3、4号機で原子炉建屋水素爆発した。大量の放射性物質が放出され、福島県内では現在も避難指示が続く地域がある。溶融核燃料(デブリ)の取り出しが最難関だが、原子炉内の様子はよく分かっていない。全6基の廃炉が決まっており、政府と東電による工程表では事故発生から30~40年での廃炉完了を掲げている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android