福島第1原発2号機の調査

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福島第1原発2号機の調査

2号機では事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)の大部分は原子炉圧力容器内に残り、一部が圧力容器を突き抜けて格納容器底部に落ちたと推定される。昨年1月の格納容器の内部調査で、底部全体に小石状や粘土状の堆積物を確認。圧力容器内にあるはずの燃料集合体の一部が落ちていたため、その周囲の堆積物はデブリとほぼ断定された。落下した経路複数の可能性がある。

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