私地(読み)しち

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 私有の土地。私有地。
※狂歌・古今夷曲集(1666)九「女院御所の御庭狭きとて暁月の屋敷をとりて御前の庭ひろげ給ふ時に 女院のお前のひろくなることは暁月坊が私地(シヂ)のいる故」

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世界大百科事典内の私地の言及

【所領】より

…私領ともいわれる。古代律令制のもとに存在した家地,園地,墾田,私田などの〈私地〉をその起源とする。平安時代に入って墾田開発や私田の売買・寄進・施入などが盛んになり,田主の土地に対する権利が拡大強化されるが,それにともなって公文書の文面に〈寺家所領〉〈他人所領〉〈所領庄公験(くげん)〉など,〈所領〉の語があらわれ,10世紀以後には権門社寺から地方住人に及ぶ上下各層の私的土地所有の呼称として一般化した。…

※「私地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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