秋の雪(読み)あきのゆき

精選版 日本国語大辞典 「秋の雪」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 雪(ゆき)

  1. 秋に降る雪。おもに山地北国で立冬以前に降る雪。秋雪(しゅうせつ)平安時代では、多くは見立てとして用いられている。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「衣手は寒くもあらねど月影をたまらぬ秋の雪とこそ見れ〈紀貫之〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋中・三二八)
    2. 「秋の雪北嶽たかくなりにけり」(出典:家郷の霧(1956)〈飯田蛇笏〉昭和二八年)
  2. 江戸時代、吉原の紋日(もんび)である八朔(はっさく)(=八月一日)に遊女がそろって着た白無垢(しろむく)小袖(こそで)。八朔の雪。里の雪。
    1. [初出の実例]「丈(たけ)四尺くらいにつもる秋の雪」(出典:雑俳・柳多留‐二五(1794))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む