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秋吉石灰岩 あきよしせっかいがん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

秋吉石灰岩
あきよしせっかいがん
Akiyoshi limestone

山口県秋吉台付近に分布する古生代石炭紀前期からペルム紀(二畳紀)中期の石灰岩。サンゴ、紡錘虫(ぼうすいちゅう)、ウミユリ、コケムシなどの化石を多く含む礁性石灰岩である。その分布の半分近くの地層が逆転していること、同じ地層が数回繰り返して重なっていることから、大規模な衝上断層と、それに伴ってつくられた横臥褶曲(おうがしゅうきょく)が推定されている。秋吉石灰岩は海山の上に堆積(たいせき)したもので、周辺の陸源砕屑(さいせつ)物とともに付加体を形成していると考えられている。[吉田鎮男・村田明広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の秋吉石灰岩の言及

【秋吉台】より

…その東部が狭義の秋吉台で国定公園となり,その主要部が1964年特別天然記念物に指定された。秋吉石灰岩は古生代石炭紀~二畳紀に形成されたサンゴ礁の堆積物からなり,フズリナやサンゴ,腕足類,ウミユリなどの化石を豊富に産し,とくにアキヨシエラと呼ばれるものをはじめ120種以上ものフズリナが発見されており,古生代の示準化石として有名である。大正末年秋吉台における地層の逆転構造の発見以来,日本列島の複雑な地殻変動を解明する重要な学術研究地として注目されている。…

※「秋吉石灰岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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