秋広平六 あきひろ-へいろく
1757-1817 江戸時代後期の殖産家。
宝暦7年生まれ。寛政2年幕府の医師田村元長(げんちょう)の薬草採集の案内役として伊豆(いず)大島にわたる。のち幕命で炭焼きの指導に御蔵(みくら)島,三宅(みやけ)島などへもしばしばわたる。波浮(はぶ)港開削を計画,許可をえて12年完成させた。また,利島に椿をうえた。文化14年4月22日死去。61歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。名は盛信。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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