科学主義(読み)かがくしゅぎ(その他表記)scientism

翻訳|scientism

改訂新版 世界大百科事典 「科学主義」の意味・わかりやすい解説

科学主義 (かがくしゅぎ)
scientism

経験主義的実証主義の哲学の一部に対して与えられる用語。通常マッハやアベナリウスの立場が科学主義と呼ばれる。すべての命題は,経験的であるかまたは分析的であり,かつ経験的命題は究極的にはすべて自然科学の命題となる,とする基本的な考え方に基づき,哲学の議論はつねに自然科学的な前提に立って行われなければならないと主張する。もちろん,哲学の議論はつねに論理分析でなければならないという主張(広義の論理主義)も,上の考え方から導き出すことができ,この二つの主張は,20世紀における論理実証主義から分析哲学への展開の上に,大きな影響を与えたといえる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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