科木科(読み)しなのきか

精選版 日本国語大辞典 「科木科」の意味・読み・例文・類語

しなのき‐か‥クヮ【科木科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。約四八属七二五余種知られ、世界の熱帯および温帯、特に東南アジアとブラジルを分布の中心とする。高木または低木でまれに草本がある。葉は互生し托葉がある。花は普通、両性放射相称、五または四数性。萼(がく)は五、花弁は五かまれに無い。雄しべは多数、しばしば基部で合着する。子房は上位で二ないし多室。各室に一ないし多数の卵子を持つ。果実はふつう蒴果。中国原産のボダイジュ寺院にしばしば植えられている。一年草ツナソは茎の繊維をジュートとして利用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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