秤量瓶(読み)ヒョウリョウビン(その他表記)weighing bottle

デジタル大辞泉 「秤量瓶」の意味・読み・例文・類語

ひょうりょう‐びん〔ヒヤウリヤウ‐〕【×秤量瓶】

固体液体などの試料を密閉し、精密に秤量するための小形のびん。

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精選版 日本国語大辞典 「秤量瓶」の意味・読み・例文・類語

ひょうりょう‐びんヒャウリャウ‥【秤量瓶】

  1. 〘 名詞 〙 吸湿性物質などをはかるために使用する小瓶化学実験に用いる。〔稿本化学語彙(1900)〕

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化学辞典 第2版 「秤量瓶」の解説

ひょう量瓶
ヒョウリョウビン
weighing bottle

はかり瓶ともいう.固体,液体の試料をてんびんで精密にはかる際に用いるガラス石英または金属製の小さな容器.いずれも共栓を備え,揮発性物質でも蒸発による誤差のないように,また吸湿性の物質でもひょう量中に質量変化のないように工夫されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「秤量瓶」の意味・わかりやすい解説

秤量瓶
ひょうりょうびん
weighing bottle

固体または液体の試料の質量を測定する場合に用いられるガラス製または金属製の小さな容器。揮発,蒸発,飛散,吸湿などを防ぐため密閉できるふたをもつのが普通である。 (→化学分析器具 )

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