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秦公春 はたの きみはる

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

秦公春 はたの-きみはる

?-1153 平安時代後期の官吏。
左近衛(さこんえ)府の府生(ふしょう)(武官)で藤原頼長(よりなが)につかえる。頼長に信頼され,荘園経営,政敵の暗殺などにもかかわった。頼長の男色の相手として知られる。仁平(にんびょう)3年1月19日死去。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

秦公春

没年:仁平3.1.19(1153.2.14)
生年:生年不詳
平安末期の随身。左近衛府の府生(武官)。藤原頼長に仕える。また頼長の男色の相手のひとり。頼長の信頼が厚く,荘園の監督・狼藉の取り締まり,さらに頼長の意を受けて政敵などへの暴行や暗殺まで行った。頼長は毎月読経して公春の延命を祈り,病には種々の祈祷を繰り返すなど,身分を超えたつながりだった。公春の死は頼長に強い衝撃を与え,頼長の日記『台記』にはその死を悼む文章が数十ページ記されていたという。<参考文献>東野治之「日記にみる藤原頼長の男色関係」(『ヒストリア』84号)

(渡辺晴美)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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