旺文社世界史事典 三訂版 「秦 檜」の解説
秦 檜
しんかい
南宋の政治家
金軍が北宋の都開封を占領したとき(靖康 (せいこう) の変),満州に連行されたが,金の黙認によって帰国し,唯一の金国通として南宋の宰相に起用された。和平論を唱え,主戦論を抑えて1142年金と和議を結び,19年間宰相の地位にあった。死後,主戦派の岳飛 (がくひ) と対比され,売国奴の汚名を受けた。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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