コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

熱田大宮司季範 あつただいぐうじ すえのり

2件 の用語解説(熱田大宮司季範の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

熱田大宮司季範 あつただいぐうじ-すえのり

1090-1155 平安時代後期の神職。
寛治(かんじ)4年生まれ。熱田大宮司季兼(すえかね)の長男。娘は源頼朝の母。外祖父尾張員職(おわり-かずもと)から尾張(愛知県)熱田神宮の大宮司職をゆずられ,以後子孫が大宮司職を世襲した。久寿2年12月2日死去。66歳。本姓は藤原。通称は額田冠者(ぬかたのかじゃ)。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

熱田大宮司季範
あつただいぐうじすえのり
(1090―1155)

平安後期の熱田大宮司。藤原南家貞嗣(さだつぐ)の子孫といわれる。父は尾張(おわり)国目代(もくだい)藤原季兼(すえかね)、母は熱田大宮司尾張員職(かずもと)の女(むすめ)。幼少のころ三河国額田(ぬかだ)に住していたため、額田冠者(かじゃ)と号した。成人後、尾張国目代となった機会に、外祖父員職から熱田大宮司職の譲与を受け、藤原氏による初代大宮司となった。しかも、季範の子範忠(のりただ)、範雅(のりまさ)もともに大宮司職についたため、以後、大宮司職は尾張氏を離れ、藤原氏の世襲するところとなった。なお季範の一女子は、源家の棟梁(とうりょう)源義朝(よしとも)に嫁して頼朝(よりとも)を生んだ。季範はのち従(じゅ)四位に叙せられ、久寿(きゅうじゅ)2年12月2日、66歳で没した。[鈴木国弘]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

熱田大宮司季範の関連キーワード岡本保足熱田大宮司季兼円憲小野政光賀茂成平信慧信貞藤井久任頼増良円(2)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone