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程邈 ていばくCheng Miao

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

程邈
ていばく
Cheng Miao

中国,秦の書家。下けい (陝西省) の人。字は元岑 (げんしん) 。秦に仕えて衙県 (がけん) の獄吏をしていたが,罪を犯して雲陽の獄につながれ,獄中にあって篆書の筆画を加減して,書写に便利な書体を考案して奏上し,その功により罪を許されて御史の官についた。

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デジタル大辞泉の解説

てい‐ばく【程邈】

前3世紀ごろの中国、の人。獄中で篆書(てんしょ)を簡便にした隷書(れいしょ)3000字を作って始皇帝に献じ、御史の官を授けられた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ていばく【程邈 Chéng Miǎo】

中国,秦代の獄吏。生没年不詳。字は元岑(げんしん)。下邽(かけい)(陝西省)の出身。始皇帝のとき罪を犯して雲陽(陝西省)の獄舎につながれ,獄中で10年間くふうをこらし,大篆や小篆の方円を増減して,隷書(れいしよ)3000字を作って奏上した。始皇帝は程邈の罪を許して御史(ぎよし)(記録)の官に任じ,書きやすく事務に便利なこの書体を書記役の徒隷に使用させたという。徒隷の使う書体なので隷書と呼ばれる。しかし隷書を程邈の創製とすることには異説が少なくない

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世界大百科事典内の程邈の言及

【書体】より

…〈権量銘〉に見られる。 隷書は篆書の実用書として発達した書体で,秦の程邈(ていばく)が獄中で作ったからその名があるという。その古い形を残す波磔のないものを古隷と呼び,〈五鳳二年刻石〉〈開通褒斜道刻石〉に見られる。…

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