20世紀日本人名事典 「稲見一良」の解説 稲見 一良イナミ イツラ 昭和・平成期の小説家 生年昭和6(1931)年1月1日 没年平成6(1994)年2月24日 出生地大阪市 主な受賞名〔年〕双葉推理賞1席「凍土のなかから」,山本周五郎賞(第4回)〔平成3年〕「ダック・コール」 経歴30代末にミステリー小説を執筆。その後テレビCF・記録映画の企画制作会社のプロデューサーとなるが、肝臓がんの宣告を受けてから執筆を再開。若い頃に熱中した狩猟を題材にした小説などを手がける。昭和58年エッセイ「ガンロッカーのある書斎」をミステリマガジンに連載。著書にラジオドラマ化された「密猟志願」を収めた「ダック・コール」や「ダブルオー・バック」「ソー・ザップ!」「男は旗」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲見一良」の解説 稲見一良 いなみ-いつら 1931-1994 昭和後期-平成時代の小説家。昭和6年1月1日生まれ。テレビのCFや記録映画の企画,制作を手がける。昭和59年より野生生物とのかかわりを小説にあらわし,平成3年「ダック・コール」で山本周五郎賞。平成6年2月24日死去。63歳。大阪出身。作品はほかに「ダブルオー・バック」「ソー・ザップ!」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by