穢悪(読み)あいあく

大辞林 第三版の解説

あいあく【穢悪】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
けがれ。また、けがらわしいさま。 「物質の-なるは、人を染汚せず/西国立志編 正直

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

あい‐あく【穢悪】

〘名〙 (形動) けがれ。よごれ。また、けがらわしいさま。悪いさま。
※匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録「汚布敗帛悪紙屑堆積して山を成し」

え‐あく ヱ‥【穢悪】

〘名〙 (形動) =えお(穢悪)
玉くしげ(1789)「予実(よみ)の国の穢悪(ヱアク)に触給へるを」

え‐お ヱヲ【穢悪】

〘名〙 (形動) 仏語。けがれていて、いとわしいこと。けがれていて罪深いこと。また、そのさま。えあく。
※今昔(1120頃か)二「女の躰、穢悪にして醜(みにく)し」
※浄業和讚(995‐1335)上「娑婆は穢悪の国土なり、衆生三障おもくして、難化(なんげ)の衆生みちみてり」 〔大集経‐四四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

人望

信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。「人望を集める」「人望を失う」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android