空房(読み)クウボウ

精選版 日本国語大辞典 「空房」の意味・読み・例文・類語

くう‐ぼう‥バウ【空房】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人のいないへや。人の住んでいない室。〔王粲雑詩
  3. 夫または妻が、独りで寂しく寝ているへや。空閨(くうけい)
    1. [初出の実例]「賈が旧の妻は死して、過し方は空房なる程に」(出典:四河入海(17C前)一四)
    2. [その他の文献]〔班婕妤‐下・擣素賦〕

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普及版 字通 「空房」の読み・字形・画数・意味

【空房】くうぼう(ばう)

人のいない室。唐・李白烏夜〕詩 梭を停めて、悵然として人を(おも)ふ 獨りに宿して、雨の如し

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