空襲と防空法

共同通信ニュース用語解説 「空襲と防空法」の解説

空襲と防空法

日中戦争が始まった1937年施行の防空法は日米開戦直前の41年、43年の改正を経て、灯火管制と防火訓練の協力のほか、応急消火や都市からの退去禁止へと国民義務を拡大させた。米軍爆撃機による空襲は44年末から本格化。犠牲者は原爆死も含め日本全土で50万人以上に及ぶ。戦後、旧軍人・軍属遺族には恩給年金が支払われたが、空襲などの一般戦災者は放置されたままだ。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android