窓戸(読み)そうこ

精選版 日本国語大辞典 「窓戸」の意味・読み・例文・類語

そう‐こサウ‥【窓戸】

  1. 〘 名詞 〙 まどの戸。窓扉(そうひ)。まど。
    1. [初出の実例]「暮雨滂沱窓戸夢。暁霜蕭颯管絃遊」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)二・見画障独吟〈藤原周光〉)
    2. 「速かに窓戸(サウコ)を鎖ざして僕に一盃の麦酒と、一片蒸餠とを恵与せよ」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一)
    3. [その他の文献]〔劉滄‐旅館書懐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「窓戸」の読み・字形・画数・意味

【窓戸】そう(さう)こ

まど。〔魏書、祖瑩伝〕好學耽書、晝を以て夜に繼ぐ。母、其の疾をさんことをれ、之れを禁ずるも止むる能はず。~衣被を以て塞す。~外の親屬、呼んで小兒と爲す。

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