精選版 日本国語大辞典 「窮途」の意味・読み・例文・類語
きゅう‐と【窮途】
〘名〙
① 行きづまりになった道。
※扶桑集(995‐999頃)九・対策及第後。伊州蔵刺史以新詩見賀。不勝恩賞兼述鄙懐〈菅原淳茂〉「窮途泣レ血幾兼レ秋。今日歓娯説尽不」
② せっぱつまって、どうにもならない困難な状態、または立場。困窮している境遇。
※性霊集‐九(1079)永忠和尚辞少僧都表一首「況乎。如今。行年七十。筋骨劣弱。窮途将迫。残魂余喘。能得幾時」
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