立川勇次郎(読み)タチカワ ユウジロウ

20世紀日本人名事典 「立川勇次郎」の解説

立川 勇次郎
タチカワ ユウジロウ

明治・大正期の実業家



生年
文久2年2月20日(1862年)

没年
大正14(1925)年12月14日

出身地
美濃国大垣(岐阜県)

旧姓(旧名)
清水

経歴
美濃大垣藩士・清水常右衛門の二男に生まれ、明治10年立川ことの養子となり、同年家督を相続する。初め小学校教員となり、のち法律を研究し岐阜代言人を開業するが、東京に出て法律事務に従事する傍ら、22年実業界に入り、九州で石炭業を経営、また電気事業を興したが、石炭業は失敗に帰した。東京鉄道取締役を務めた後、大垣市揖斐川電気を創設し社長となり、また養老鉄道の敷設に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「立川勇次郎」の解説

立川勇次郎 たちかわ-ゆうじろう

1862-1925 明治-大正時代の実業家。
文久2年2月20日生まれ。はじめ岐阜で代言人を開業するが,東京にでて明治22年実業界にはいり,東京鉄道の取締役となる。大垣市に揖斐川(いびがわ)電気を創設し社長となり,また養老鉄道の敷設に尽力した。大正14年12月14日死去。64歳。美濃(みの)(岐阜県)出身旧姓は清水。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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