コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

立林何帠 たてばやしかげい

2件 の用語解説(立林何帠の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

立林何帠
たてばやしかげい

江戸時代中期の画家。名は立徳。号は何帠,金牛道人,喜雨斎。伝記は不明な点が多く,初め加賀の前田家の侍医を務め,のち江戸へ移住し,白井宗謙と改め,鶴岡逸民とも称した。作品に尾形光琳の「方祝」印と類似した印章を用いたため,光琳の弟子とされたこともあるが,元文3(1738)年に尾形乾山から光琳の模写した宗達扇面画を贈られているので,江戸で乾山に絵を習ったと考えられる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

立林何帠 たてばやし-かげい

?-? 江戸時代中期の画家。
加賀前田家の侍医をつとめ,のち江戸で尾形乾山(けんざん)に師事。元文3年(1738)乾山から尾形光琳(こうりん)が模写した俵屋宗達の扇面画をあたえられて光琳3代を名のった。姓は平林,北林とも。名は立徳。のち白井宗謙。別号に太青,鶴岡逸民など。作品に「松竹梅図屏風」「天神図」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典内の立林何帠の言及

【尾形乾山】より

…代表作に《花籠図》(福岡市美術館),《立葵図屛風》《十二ヵ月和歌花鳥図》などがある。乾山の画風は弟子の立林何帠(たてばやしかげい)に伝えられ,琳派の画風が江戸へ普及する基となった。【河野 元昭】。…

【琳派】より

…その画風は書と画の融合をめざす情趣的なものであったが,ここに初めて琳派画風が江戸に広まる端緒が開かれた。光琳の弟子には渡辺始興,深江蘆舟,乾山には立林何帠(たてばやしかげい)らがあり,それぞれ師の画風を継承したが,写生を重視した始興はその後の絵画史に大きな影響を与えた。 1800年(寛政12)前後に大坂で活躍した中村芳中も個性的な琳派画家であったが,琳派の中心はこのころから完全に江戸へ移った。…

※「立林何帠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

立林何帠の関連キーワード三輪在栄津田応圭伊藤鼓岳画猫道人月湖(2)春挙英一蜂(2代)墨隠森陽信若城藍田

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone