立通(読み)たてとおし

精選版 日本国語大辞典 「立通」の意味・読み・例文・類語

たて‐とおし‥とほし【立通】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たてどおし」とも )
  2. 最後まで立て続けること。一つの態度立場、または状況などを最後まで続けること。また、最後まで強行すること。
    1. [初出の実例]「夕部から夜も寐ずに、京へ六里のたて通し」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)
  3. 桑の木の仕立て方の一つ。小枝などの剪定(せんてい)を行なわないで、伸びるままにまかせておき、新芽若葉だけをつみとるもの。

たち‐どおし‥どほし【立通】

  1. 〘 名詞 〙 最後まで立ったままでいること。立ち続けること。立ちずくめ。立ち詰め。
    1. [初出の実例]「これなる常灯の甚平出生して此かた昼夜ともに終によはよはとしたる事もなく立通(タチトヲ)しなれは」(出典浮世草子・色里三所世帯(1688)中)
    2. 「去年から立通しなるかかし哉」(出典:俳諧・八番日記‐文政四年(1821)九月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む