竜王山古墳群(読み)りゆうおうざんこふんぐん

日本歴史地名大系 「竜王山古墳群」の解説

竜王山古墳群
りゆうおうざんこふんぐん

[現在地名]天理市柳本町・田町の飛地

竜王山の西斜面、標高一五〇―四五〇メートルの尾根山腹にあり、約三〇〇基の円墳とほぼ同数の横穴からなる。円墳はほとんどが径一五メートル以下の小型の後期古墳。石室割石、自然石を積上げた両袖式のものが多く、なかには片袖式のもの、袖のない形式のものも含まれている。横穴は、全長四メートル程度のものが多く、もろい花崗岩の岩肌に掘られた半地下式のものがほとんどである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android