竜神村(読み)りゆうじんむら

日本歴史地名大系 「竜神村」の解説

竜神村
りゆうじんむら

[現在地名]龍神村龍神

日高川の最上流に位置し、日高郡東北端の最も山奥にある村。村内に九つの集落があり、最南端の湯本(ゆもと)から最北端の高水(こうすい)まで五里の道のりがある広大な村である。湯本は温泉として有名。北の護摩壇(ごまだん)山で有田郡と大和国吉野(よしの)郡、北西の城(じよう)ヶ森(もり)山(一二六八・八メートル)で有田郡と寒川(そうがわ)村(現美山町)、東の鉾尖嶽(ほこさいがだけ)(一三一九・二メートル)で大和国吉野郡、西の高甲良(たかこうら)山(一一三一・四メートル)で寒川村と各各接している。

慶長検地高目録によれば村高一六六石余、小物成一・七三六石。延宝六年(一六七八)の「日高鑑」によると田畑二七町七反余で村高一七六石余、家数一〇三で内訳は本役五一、半役二二、無役二三、庄屋・年寄各一、湯本五、人数三九九、牛一二、鉄砲一五となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報