翻訳|Carina
略号はCar。ギリシア時代の巨大な星座アルゴ座をフランスの天文学者N.L.ラカイユが4分割(他の三つは〈らしんばん〉〈ほ〉〈とも〉)して作った星座。もとのアルゴ座のもっとも南部を占める天の川沿いの大星座である。日本ではその北半部が見えるだけで全貌は見えない。α星カノープスは光度-0.72等,F0型の超巨星で,シリウスにつぎ全天第2の輝星である。中国では〈南極老人星〉と呼ばれ,酒好きの赤ら顔の寿老人の姿に描かれる。日本では南中時に地平すれすれに見えるので条件がよくないと見ることができない。この星の見えるのを瑞兆とし,〈老人星見ユ〉という記録がたくさん残っている。カノープスの名は古代ギリシアの地理学者エラトステネスが〈カノポス〉と命名したのがはじめで,ヒッパルコス星表にも採用された。カノポスはトロイア戦争のときの名舵手の名まえである。概略位置は赤経8h40m,赤緯-62°。午後8時の南中は3月下旬である。
執筆者:石田 五郎
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