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童行 どうぎょうtóng xíng

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世界大百科事典 第2版の解説

どうぎょう【童行 tóng xíng】

中国で仏教寺院の構成要員をいう。禅宗などでズンアンという。梵語のkumāraやyoginに相当し,童侍,僧童とも訳される。師僧に随伴して雑務に従事する者をいったが,のち8歳(一説に4歳)以上20歳未満の,かつ在俗のまま出家落髪を希求して寺院で誦経や作務を習う者を特別に指すようになった。国家仏教の性格の強かった時期の中国,日本では度僧制度とのかねあいから黙認したにすぎず,公認されたものではなかった。【藤善 真澄】

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世界大百科事典内の童行の言及

【救貧制度】より

…救貧施設は,財源としての不動産などが有力者によって侵奪される場合が多く,必ずしも円滑に運営されなかったが,熱心な地方官や篤志家が出ると300人,500人を収養するよう施設が整備され,養済院,安養院などさまざまな名称がつき,また旅行中の病人のための安楽廬や,捨子の施設,慈幼局などに分化した。また施設の人員としては得度前の童行(どうぎよう)が多く加わっていた。 明・清時代になると制度的には官営救貧施設はますます整備,細密化するが,全国に広く置かれるようになった会館,公所など同郷地縁団体を軸とする救済機関のほうが現実には有効な機能を果たし,これまた著しく多様化した。…

【僧】より

…【高崎 直道】
[中国]
 もともと4人以上の出家者の集団を指したが,中国では1人でも僧といい,また仏教徒の総称としても用いられる。厳密には,得度した者が僧,具足戒を受けた者は大僧,出家して得度にいたらぬ有髪の修行者は童行,行者といった。僧は別に比丘,桑門,沙門,和尚,道人などさまざまによばれる。…

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