すべて 

竪町浜(読み)たてちようはま

日本歴史地名大系 「竪町浜」の解説

竪町浜
たてちようはま

[現在地名]博多区下呉服町しもごふくまち大博町たいはくまち

大浜おおはまの通りに面する両側町で、博多市中の北端に位置する。浜口はまぐち町の通りを境に西は浜口町浜はまぐちまちはまに続き、東は竪町の通りに画される。この竪町の通りを横切り、さらに東に進むと遊女町のやなぎ町に出た。大浜の通りの北に並行してもう一本の道が通り、この道の北方には浜(博多大浜)が広がっていた(福岡博多近隣古図)。大浜四町の一で、立町浜とも記した(津要録)。安永六年(一七七七)には当町の裏町(北側の通りに沿った町屋か)町並になった(続風土記附録)。元禄三年(一六九〇)の家数三六(続風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android