端境(読み)ハザカイ

デジタル大辞泉 「端境」の意味・読み・例文・類語

は‐ざかい〔‐ざかひ〕【端境】

新米古米とが市場で入れ替わる9、10月ころ。季節性のある野菜果物生糸取引などにもいう。

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精選版 日本国語大辞典 「端境」の意味・読み・例文・類語

は‐ざかい‥ざかひ【端境】

  1. 〘 名詞 〙 新穀収穫の頃、すなわち、新米が古米に代わって市場に出まわり始める九月、一〇月の頃。また、生糸では春挽(はるびき)糸の出まわり季節と新糸の出まわり季節との境、すなわち、五月、六月の頃。転じて一般に、農産物生鮮食料品などの新旧収穫物の交代期の意にも用いる。端境期。〔新しき用語の泉(1921)〕

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