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端渓石 タンケイセキ

デジタル大辞泉の解説

たんけい‐せき【端渓石】

端渓に産する古生代輝緑凝灰岩。色は黒・青・緑・紫などがあり、最高級の(すずり)石として有名。

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大辞林 第三版の解説

たんけいせき【端渓石】

端渓に産する硯材。輝緑凝灰岩でやや軟らかく、墨のおりがよい。色は紫紅色のものが多く、石紋も美しい。古来硯材として歙州きゆうじゆう石とともに珍重された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

端渓石
たんけいせき

中国広東(カントン)省の肇慶(ちょうけい/チャオチン)市に産する硯石(すずりいし)。産地付近の西江を端渓とよぶことに由来する。古生代の凝灰岩で、石質は細粒緻密(ちみつ)で滑らかなため、墨の澱(おり)・発墨がよく、唐代のころから良質の硯石として珍重され、硯の最高級品として知られている。黒、緑、紫、褐色などを呈するが、紫色(正紫)あるいは紫褐色(猪肝(ちょかん))のものを最上とする。石の面には石眼(せきがん)または眼(がん)とよばれる丸い斑紋(はんもん)がみられ、石眼が黄褐色のものより緑色のものが好まれ、またその数が多いほど高級品とされている。[斎藤靖二]

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