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肇慶 ちょうけい

百科事典マイペディアの解説

肇慶【ちょうけい】

中国,広東省西部の都市。旧名は端州。珠江下流左岸にあり,水運要地交易が盛んで,付近農村の米,果物などを集散する。南東爛柯(らんか)山から端渓の硯(すずり)を産する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょうけい【肇慶 Zhào qìng】

中国,広東省の中部西寄り,西江の北岸,新興江の合流点に位置する商工業都市。人口39万(1994)。漢代に高要県が置かれ,隋・唐代は端州の治所,宋代以後は肇慶府の治所であった。1912年高要県と改められ,58年に県の中心地区を分離して肇慶市が設置された。広州~梧州間の西江水運の要衝である。西江流域の肥沃な平野で生産される農産物の集散地として商業が盛ん。製粉,酒造など食品工業も発達している。手工芸品では花ござ端渓硯が有名である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

肇慶
ちょうけい / チャオチン

中国、広東(カントン)省中部西寄りの地級市。3市轄区、4県を管轄し、1県級市の管轄代行を行う(2016年時点)。人口429万8200(2013)。珠江(しゅこう)本流の西江(せいこう)北岸に位置し、西江水運の要地で、広州(こうしゅう)、梧州(ごしゅう)、江門(こうもん)に航路が開かれている。付近で生産される農産物の集散地で、食品加工、化学肥料、農機具などの工業がある。地下資源としては金や玉石(たまいし)を産出する。また、付近で産出する石を利用した硯(すずり)は端渓(たんけい)とよばれる名品である。
 市の北部の七星岩(しちせいがん)は小桂林(しょうけいりん)ともよばれる景勝地、保養地である。ほかに日本人入唐(にっとう)僧栄叡(ようえい)(?―749)の記念碑や、白雲寺がある鼎湖山(ていこさん)などの名勝に富む。市域を三茂線(三水(さんすい)―茂名(もめい))が通過し、水陸連絡の要地となっている。[青木千枝子・河野通博・編集部]

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