日本歴史地名大系 「竹下新田」の解説 竹下新田たけしたしんでん 東京都：練馬区竹下新田[現在地名]練馬区関町南（せきまちみなみ）一―二丁目関村の東、千川（せんかわ）上水南岸に位置し、青梅（おうめ）街道が北西から南東に通る。東と南は多摩郡上井草（かみいぐさ）村（現杉並区）、北は上石神井（かみしやくじい）村・下石神井村。もとは関・上石神井・下石神井三村の秣場であったが、天明四年（一七八四）浪人の竹下忠左衛門が幕府に願出て開墾が始まったという。関村を越えた西方の新座（にいくら）郡境に東西四町・南北二町の飛地があった（風土記稿）。開発は安永四年（一七七五）頃から開始されたともいい、関・上井草・上石神井・土支田（どしだ）各村の百姓のほか、武蔵川越、江戸町人なども加わって行われた（練馬区史）。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
