デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本紋太夫」の解説
竹本紋太夫(初代) たけもと-もんたゆう
義太夫節。竹本播磨少掾(はりまのしょうじょう)の門弟で,寛保(かんぽう)元年竹本座に初出演。延享4年豊竹座にうつって豊竹上総太夫(かずさだゆう)を名のったが,翌寛延元年竹本座に復帰。寛延2年死去。京都出身。通称は堺屋半兵衛。
竹本紋太夫(2代) たけもと-もんたゆう
義太夫節。初代紋太夫,2代竹本政太夫(まさたゆう)の門弟で,初名は倉太夫。寛延3年(1750)初出演し,宝暦11年竹本座を引退,12年江戸土佐座に出演した。