竹本紋太夫(読み)たけもと もんたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本紋太夫」の解説

竹本紋太夫(初代) たけもと-もんたゆう

?-1749 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
義太夫節竹本播磨少掾(はりまのしょうじょう)の門弟で,寛保(かんぽう)元年竹本座に初出演。延享4年豊竹座にうつって豊竹上総太夫(かずさだゆう)を名のったが,翌寛延元年竹本座に復帰。寛延2年死去。京都出身。通称は堺屋半兵衛。

竹本紋太夫(2代) たけもと-もんたゆう

?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
義太夫節。初代紋太夫,2代竹本政太夫(まさたゆう)の門弟で,初名は倉太夫。寛延3年(1750)初出演し,宝暦11年竹本座を引退,12年江戸土佐座に出演した。

竹本紋太夫(3代) たけもと-もんたゆう

?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
義太夫節。2代の門人で,前名は倉太夫。江戸で3代を襲名し,大坂にかえって竹本座の櫓下(やぐらした)となった。通称は此村屋治兵衛。

竹本紋太夫(4代) たけもと-もんたゆう

竹本綱太夫(たけもと-つなたゆう)(2代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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