竺芳祖裔(読み)じくほう そえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竺芳祖裔」の解説

竺芳祖裔 じくほう-そえい

1312-1394 南北朝時代の僧。
正和(しょうわ)元年生まれ。臨済(りんざい)宗。正安(しょうあん)元年に渡来した宋(そう)(中国)の石梁仁恭(せきりょう-にんきょう)の法をつぎ,のち元(げん)(中国)にわたる。帰国後,建仁寺,南禅寺住持をつとめる。元の渡来僧東陵永璵(とうりょう-えいよ)と詩の交わりをむすんだ。応永元年7月27日死去。83歳。遠江(とおとうみ)(静岡県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android