笑殺(読み)ショウサツ

デジタル大辞泉 「笑殺」の意味・読み・例文・類語

しょう‐さつ〔セウ‐〕【笑殺】

[名](スル)
大いに笑わせること。また、あざわらうこと。「愚問を発して散々笑殺された」
笑うだけで全く問題にしないこと。一笑に付すこと。「提案は簡単に笑殺された」

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精選版 日本国語大辞典 「笑殺」の意味・読み・例文・類語

しょう‐さつセウ‥【笑殺・咲殺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「殺」は、上の動詞の意を強める助字 ) 大いに笑わせること。また、大いに笑うこと。
    1. [初出の実例]「笑殺諸年少、春風騮馬驕」(出典:寛斎摘草(1786)二・乙未除夕)
    2. [その他の文献]〔李白‐当塗趙炎少府粉図山水歌〕
  3. 一笑に付してかえりみないこと。笑って相手にしないこと。
    1. [初出の実例]「深春山野猶看誤、咲殺寒梅万朶連」(出典:新撰万葉集(893‐913)上)
  4. 悩殺すること。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

しょう‐さいセウ‥【笑殺】

  1. 〘 名詞 〙しょうさつ(笑殺)

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普及版 字通 「笑殺」の読み・字形・画数・意味

【笑殺】しよう(せう)さつ

わらいとばす。唐・李白当塗~粉図山水歌〕詩 し功のるを待ちて、衣を拂つて去らば 武陵の桃、人を笑せん

字通「笑」の項目を見る

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