デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠松佐太夫」の解説 笠松佐太夫 かさまつ-すけだゆう 1596-1673 江戸時代前期の殖産家。慶長元年生まれ。紀伊(きい)有田郡山保田荘(やまのやすだのしょう)(和歌山県清水町)の大庄屋となり,農民を困窮からすくうため私財をなげうって水路をひらく。また大和(奈良県)吉野から紙すき職人をまねいて保田紙作りの基礎をきずいた。寛文13年6月19日死去。78歳。紀伊日高郡出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例