第三人称(読み)ダイサンニンショウ

デジタル大辞泉 「第三人称」の意味・読み・例文・類語

だいさん‐にんしょう【第三人称】

三人称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「第三人称」の意味・読み・例文・類語

だいさん‐にんしょう【第三人称】

  1. 〘 名詞 〙 文法人称一つ話し手または書き手から見て、自己および相手以外の人物に属するもの。日本語では、ふつう代名詞についていう。「このかた」「そのかた」「あのかた」「かれ」「どのかた」「どなた」「だれ」「これ」「それ」「あれ」「どれ」の類。他称(近称・中称・遠称)と不定称を含む。三人称。
    1. [初出の実例]「海の原八十島かけてこぎ出ぬと人には告げよあまの釣船 此釣船は第二人称にして、人は第三人称なり」(出典:百学連環(1870‐71頃)〈西周〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android