最新 地学事典 「第2種条件付き不安定」の解説
だいにしゅじょうけんつきふあんてい
第2種条件付き不安定
conditional instability of the second kind
条件付き不安定の成層をしている大気の下層に気圧の低い場所があると,大気下層の境界層内では,地表面との摩擦により渦を巻きながら収束する流れが生じ,中心付近では上昇流が形成される。収束する大気に多くの水蒸気が含まれている場合には,上昇流中での潜熱の解放により上空の気温が上がり,静水圧の関係から低気圧がさらに強化される。このような不安定を第二種条件付き不安定(CISK)といい,台風の発達のしくみとして考えれられている。
執筆者:伊賀 啓太
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

