笹ヶ峰(読み)ささがみね

日本歴史地名大系 「笹ヶ峰」の解説

笹ヶ峰
ささがみね

[現在地名]妙高高原町杉野沢

杉野沢すぎのさわ集落から西へ約八キロに笹ヶ峰があり、上杉氏時代以来の木地師の根拠地であったと伝える。せき支流川・ニグロ川は多くの支流をもつが、明治初年の山方絵図(名香山村史)によれば、嘉平治山・彦兵落・安兵エ川など人名にちなむ山・川が十数ヵ所にある。なかでも曲師まげし谷の地名は木地師の居住を明瞭に伝えるものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

百科事典マイペディア 「笹ヶ峰」の意味・わかりやすい解説

笹ヶ峰【ささがみね】

新潟県妙高高原町(現・妙高市),妙高山南麓の標高約1200mの高原。妙高戸隠連山国立公園に属し,なだらかな草原広がり,牧場,キャンプ場,スキー場,笹ヶ峰ダム,妙高山麓国民休暇村がある。えちごトキめき鉄道妙高高原駅からバスが通じる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android