日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
江戸時代安永(あんえい)(1772~81)のころ、米沢藩主上杉治憲(はるのり)(鷹山(ようざん))が、産業奨励の一つとして、農民の副業につくらせたのが今日の基礎になった。種類には、冬季に生花のかわりに菊、椿(つばき)、牡丹(ぼたん)の形につくって神仏に供える笹野花をはじめ、鷹山公を象徴するお鷹(たか)ぽっぽ、蘇民将来(そみんしょうらい)(家運隆昌、疫病除(よ)け)、餅(もち)つき兎(うさぎ)(勤労)、恵比寿大黒(えびすだいこく)(福徳円満)、鶺鴒(せきれい)(子孫繁栄)、鶏(にわとり)(早起き)など縁起にちなんだものが多い。雄鶏(おんどり)が1969年(昭和44)酉(とり)年の年賀切手の図案になった。[斎藤良輔]
[参照項目] |

